ピアノ先生ブログ

友人と楽譜の談義 千葉市緑区ピアノ教室のぶこせんせのコラム

2014-06-03

珍しくコーラスがお休みの火曜日

いつもコーラス指導で燃焼しているエネルギーを花壇の植え替えに。

夏バージョン

ビオラとパンジーにさようなら
美しく咲いてくれました

先日の日曜日、友人と東京で会いましたが
音楽の仕事をしている二人なので、音楽談義に花が咲きます。

湯島を散策後、銀座YAMAHAへ。

なんと、ピアノの仕事をしている友人に数年ぶりにバッタリ

お互い、生徒さんの楽譜を選びのためにYAMAHAへ

導入期の生徒さんの楽譜選び談義が始まりました。

導入期の出版楽譜の多さに指導者は驚かされ、日々情報を知り研究をしてゆかねばなりません。

現在、3タイプの奏法がかんがえられています。

①右手も左手もト音記号の大譜表から始める。(バイエルなど)
要するに、左手で中央のド、右手はいきなり高音のドを覚えることになりますね。
いい曲もたくさんありますが、高音部の音を幼児にどう教えるかがポイントになると思います。
併用曲集も豊富なのも特徴。「バイエルで弾ける~」と書いてあると安心して購入できます。
古典の音楽には難なく入っていけるけど、バロック、近現代はきついかもしれないですね。

②ヘ音記号とト音記号の大譜表で、両手同ポジションから始める。
(バスティンやアルフレッドなど)
これは、Cのポジションであれば両手でドレミファソとユニゾンの形をとるスタイルです。
ここではヘ音記号で低音のドを覚えることになります。
この低音を覚えてしまえば、初期の段階から左手で和音を弾いたりできますね。
移調の感覚も理解してもらいやすいかなと思います。
小さい子は、左手は2の指だよと言うと4の指を出してしまう(ニュアンスわかります?汗)
という現象が起きる場合があります。(右の1の指と左の5の指が同じ音とわかれば
大丈夫ですが)

③ヘ音記号とト音記号の大譜表ですが、中央のドから反進行に展開していくポジション。
(ピアノランド、オルガンピアノの本、ラーニングトゥプレイなど)
右手はドレミファソ、左はドシラソファという風にです。
こちらは、譜面に書かれた音符も、ヘ音記号の音符が、ト音記号の音符を反転させたような形で
運指の上でも両手の同じ指にくる音の形が似ているので覚えやすいかなと思います。
(レとシ、ミとラ、ファとソなど、音符の形が似てますよね)
ただ、調性感を身につけるアプローチが難しい

それぞれに一長一短あります

指導者はよく踏まえたうえで、足りない内容を補足する必要がありますが…。

選択肢がたくさんあるだけに指導者の悩みどころでもあります!

音の森アカデミーでは③のミドルCポジションと②右手・左手同ポジションの教材でレッスンをおこなっています。

①の弱点は高い音域のため、たくさんの加線音から始まり覚えにくいと思います。

どうか導入期が楽しい時間でありますように。

音の森アカデミーに

火曜日午後一時~三時はあすみが丘プラザ音楽室へ コーラスを楽しんで!

ビアノ体験レッスン 受け付けております
お申し込み お電話080-3415-0410
または ホームページからお願いします


兄と妹の連弾 千葉市緑区ピアノ教室のぶこせんせのコラム

2014-06-02

朝靄が立ち込めた早朝

7時前からようやく晴れ間が見えてました

六月のレッスン初日

月曜日の新しい生徒さん さーちゃんとなーちゃんの姉妹

今日のレッスンはおばあちゃまが付き添われていらっしゃいました。

さーちゃんと一緒に右手&左手の指番号を覚えます
お父さん指1️⃣ お母さん指2️⃣ お兄さん指3️⃣ お姉さん指4️⃣ 赤ちゃん指5️⃣
歌付きで覚えちゃいます

今日の学びは真ん中のドを右手&左手の1️⃣で弾きます ♩ ♩ のリズムで

なーちゃんはテクニックの本でドレミファソの音の階段を↗️↘️ 繰り返し弾きます

右利きのなーちゃんは左手が少し弾きにくそう…。
左手練習を頑張りましょう

真ん中のドを覚えたらド→レ ド→シ
何度も弾いて覚えちゃいます

五線のノートに音符を書いて覚えちゃいます。

初めてのレッスンは楽しかったかな❓

これから少しずつ上手に弾けるようになりますよ❗️

次の生徒さんは…

りょう君とチーちゃん

りょう君は連弾の曲集も練習中

簡単な連弾曲が弾けるようになりました
りょう君より数ヶ月早くピアノを習い始めたチーちゃんに伴奏形式の方を弾いてもらいました。

二人ともよく弾けました

とても楽しそうに弾いている兄と妹

チーちゃんは4月の雨の連弾曲をのぶこせんせと合わせました

とっても上手になりました

今夜、りょう君とチーちゃんのお母さんからお電話が入りました。

『仕事から帰って夕飯を作っていたらいつもケンカをしている二人が、二人でピアノを弾いていました。
とっても上手に美しい音楽を弾いていて思わず感動して泣いてしまいました』

あまりに感動してお礼を伝えたくなってお電話をかけられたそうです

私も嬉しいです❗️

二人がお母さんに元気を与えることができました

感無量

生徒さんがご家族に元気と感動を与えることができるならば、私は夢中で生徒さんにピアノ奏法を伝授したいと思います。

音の森アカデミー

体験レッスンを受け付けています

お申し込みはお電話080-3415-0410 又は
ホームページからお願いいたします


ちょっとコーヒーブレイク 千葉市緑区ピアノ教室のぶこせんせのコラム

2014-06-01

本日も晴天なり☀︎

早朝、生垣の柊に消毒をしてにわかてんとう虫駆除対策

どうか剪定した柊が害虫にやられませんように!

さぁ、待ちに待った学生時代の友人と上野駅で待ち合わせの日

私が以前から行ってみたかった湯島の旧岩崎邸を散策しました

地下鉄千代田線湯島駅から徒歩三分ほど

目の前には、鹿鳴館の建築家が建てた絢爛豪華な洋風建築のお屋敷が。

三菱財閥の底力を結集した広々とした敷地

ゆっくりと一部屋一部屋を順路のとおりに廻って、室内装飾の技術に驚きました。

明治時代にこれだけの技術があって日本という国はホントに素晴らしい❗️

明治時代にすでにおトイレは洋式の水洗トイレなのですよ❗️

これまた驚き

室内に置かれたピアノはまさに最近出されているような、コンパクトなグランドピアノ

時代の最先端を走っていたのです

明治時代に。

ご婦人のお部屋の壁紙はサーモンピンクで、天井は刺繍されたお花の模様で作られています。

なんて手の込んだお屋敷でしょうか。

タイルはイギリスの有名な陶器メーカー・ロイヤルドルトン社製

家具のキャビネットはイギリスの物で重要文化財

このお屋敷で様々な国の方と商談をしたり音楽演奏を楽しんだりしたのでしょう。

古の昔に思いを馳せる時間でした。

20140601-220647-79607862.jpg

20140601-220648-79608637.jpg


ピアノ練習方法4 千葉市緑区ピアノ教室のぶこせんせのコラム

2014-05-31

早朝は爽やかで気持ち良いです!

この時期は早起きをおすすめします

8時を過ぎたらじわりじわり暑さが増してきますね☀︎

今日の真夏日に8時過ぎから大椎中学校で草取りが行われました。

子供が三年間の間に保護者が役員にならなかった場合は協力員として草取りに参加する義務があります。

集まった保護者で学年ごとに分けられたエリアの草取りを行いました。

約1時間、汗だくになって雑草取りをしました。

ジャングル地帯の校庭がスッキリ❗️

同級生のお母さん方と雑談後、解散

帰宅後すぐにシャワーして全身スッキリ

午後からは、まなちゃんのレッスン

4月から始めたレッスンは二ヶ月になります。

五本の指で音の階段を登って降りての繰り返し

右利きのまなちゃんは左手の練習を多くして、左手の動きを機敏に❗️

できれば、左手の階段を何度も往復して練習することが上手になるコツ

と、いうことで。

テクニック練習がいかに大事かをお伝えしたいと思います!

バーナム、ハノン、ツェルニー、トンプソン等のエチュード練習曲を毎日弾くことは上達の近道になります。
 

たとえば、野球選手のことを考えてみましょう。

アメリカのメジャーリーグで1998年に大活躍したマクガイヤ選手やソーサ選手は、たくさんホームランを打てたからと言ってバットを振る練習をしないと言うことはありません。

試合がある日も無い日も、試合で打てても打てなくても、毎日練習をします。

バットを振る練習だけではありません。体を柔らかくするための柔軟体操や、足腰を鍛えるためのランニングや筋力トレーニングも決してさぼったりしません。

それでは、プロのピアニストはどうでしょうか。

やっぱり毎日何時間もの練習を欠かすことはありません。
 

一流のプロが毎日一生懸命練習しているのであれば、一流ではない人が練習をさぼっていて上手になるはずがありません。

上手になるためには、毎日練習することがとても大切です。そして、一番大切なのはエチュードの練習です。

エチュードを練習する意義

 エチュードを練習することにはどのような意義があるでしょうか。それは、スポーツ選手が行う「柔軟体操」や「筋力トレーニング」、また試合の感覚を養う「実践的トレーニング」と同じような意味があります。

エチュードの目的は大きく分けて次のようになります。

力強いタッチを身につける。※タッチとは鍵盤を弾く力のことです。
指をできるだけ大きく広がるようにする。
素早く正確に指を動かせるようにする。
レガートやスタッカートなどの奏法の練習。
 そして、その他に強弱の使い方や、フレーズの歌い方などの練習などが盛り込まれている場合もあります。

エチュードの目的は「指を自分の思うがままに動かせるように訓練する」こと

自分の思うように指が動かせるようになれば、どんな曲もすぐに弾けるようになるものです。

エチュードはそのために、自分に力をつける練習なのです。

効果的な練習方法

 エチュードの効果的な練習の仕方には次の二つのポイントがあります。

1.毎日決められた回数を必ず弾く。

 たとえ弾けるようになったとしても、次のレッスンまで毎日弾くべきです。最低でも5~6回は弾くようにしましょう。また、どんなに忙しくても1回は必ず弾くという決意が大切です。

2.定期的に前へ戻って復習する。

 一度できるようになったからそれでいいというわけではありません。

練習で大切なのは何度も繰り返して行うこと

一ヶ月に一度はそれまで練習したエチュードをおさらいするのは効果的です。

できれば何曲かごとにまとめて弾くことをおすすめします。その時にもし、自分が弾けなくなってしまった部分があるなら、その部分を重点的に練習しましょう。

創意工夫が大切

 人はそれぞれ違います。ある人がうまくいったからと言って、同じ方法で別の人がうまくいくとは限りません。自分にとって、もっともふさわしい練習方法は自分で探さなければなりません。ここで述べられたことや、レッスンで先生に教えてもらったことを自分にどのように当てはめていくか、よく考えましょう。

そして、うまくいかないところをどうやって弾けるようにするか、自分自身で工夫して練習して下さい。

自分で工夫して練習をする人は必ず上手にできるようになります。

肝心なのは「あきらめない」ことと「なまけない」ことです。

みなさん、ぜひがんばって下さい。

❤︎音の森アカデミー❤︎

体験レッスンを受け付けています

お申し込みはお電話☎︎080-3415-0410

またはホームページからお願いいたします


ピアノ練習方法ポイント3 千葉市緑区ピアノ教室のぶこせんせのコラム

2014-05-30

真夏日の5月30日

汗だくの幼稚園生のレッスン日

あまりの暑さにおでこに汗してお出ましです

習いはじめの生徒さんはきちんと指番号を守って練習してきます

ところが、だいぶスラスラ弾けるようになり、初見も弾けるようになってきた頃に指番号があまくなりがちな生徒さんがちらほら

なんだか弾きにくそうな指使いだしフレーズが途切れて聴こえます

やはり、指使い・指番号はだ・い・じ

なぜかと言いますと…。

指にはそれぞれ右手も左手も親指から小指に向かって1,2,3,4,5と番号がつけられています。

これが指番号です。

楽譜を注意深く読むと、音符の上か下に数字が書いてあることがあります。

その数字は、その音を何番の指で弾くべきかを表したものです。これが運指つまり指使いです。

では何のために指使いが決められているのでしょうか。

 その理由として主に三つのことが考えられます。

フレーズや音階を切れ目無く弾くために、もっとも効率の良い弾き方を示す。
特定のリズムをはっきりさせるために、ふさわしい弾き方を示す。
特定の指のさばき方の習得、又は特定の指を訓練するための練習。

このように、指番号はただ適当につけられるわけではありません。

もちろん、指番号を無視して、自分勝手な指使いでもピアノを弾くことはできます。

でも、そういう人の演奏は、メロディの流れがぶちぶちと切れていたり、変なところで演奏が止まったりして、聴いている人にとってはとても気持ちの良い演奏とは言えません。

また、自分勝手な指使いで練習していると、ピアノを上手に演奏するための大切な指さばきの技術が身につきません。

ですからそう言う人は2~3回練習してすぐ弾けるような曲はだいじょうぶですが、ちょっと難しい曲になると途端にたちうちできなくなり、同じ曲を何ヶ月練習しても上手に弾けるようにならないと言うお手上げ状態になってしまいます。

楽譜に書かれている指番号はピアノのテクニックを習得するための最も重要なことがらです。

たくさんの指使いを習得することによって、どんな曲でもぱっと弾けるようになるための指のさばき方を覚えるのです。

先生に注意された時だけではなく、普段の練習から自分で指番号を読んで、それを忠実に守るように心がけましょう。

と、いうわけでとってもとっても重要なことなのですよ❗️❗️

どうぞ面倒臭がらず、片手練習のときからしっかり指使いを守って練習に取り組んでくださいね! 

音の森アカデミー

体験レッスンを受け付けています

お申し込みはお電話☎︎080-3415-0410 またはホームページからお願いします


Copyright© 2012-2024 音の森アカデミー All Rights Reserved.Website is created by pianohp.com