友人と楽譜の談義 千葉市緑区ピアノ教室のぶこせんせのコラム
珍しくコーラスがお休みの火曜日
いつもコーラス指導で燃焼しているエネルギーを花壇の植え替えに。
夏バージョン
ビオラとパンジーにさようなら
美しく咲いてくれました
先日の日曜日、友人と東京で会いましたが
音楽の仕事をしている二人なので、音楽談義に花が咲きます。
湯島を散策後、銀座YAMAHAへ。
なんと、ピアノの仕事をしている友人に数年ぶりにバッタリ
お互い、生徒さんの楽譜を選びのためにYAMAHAへ
導入期の生徒さんの楽譜選び談義が始まりました。
導入期の出版楽譜の多さに指導者は驚かされ、日々情報を知り研究をしてゆかねばなりません。
現在、3タイプの奏法がかんがえられています。
①右手も左手もト音記号の大譜表から始める。(バイエルなど)
要するに、左手で中央のド、右手はいきなり高音のドを覚えることになりますね。
いい曲もたくさんありますが、高音部の音を幼児にどう教えるかがポイントになると思います。
併用曲集も豊富なのも特徴。「バイエルで弾ける~」と書いてあると安心して購入できます。
古典の音楽には難なく入っていけるけど、バロック、近現代はきついかもしれないですね。
②ヘ音記号とト音記号の大譜表で、両手同ポジションから始める。
(バスティンやアルフレッドなど)
これは、Cのポジションであれば両手でドレミファソとユニゾンの形をとるスタイルです。
ここではヘ音記号で低音のドを覚えることになります。
この低音を覚えてしまえば、初期の段階から左手で和音を弾いたりできますね。
移調の感覚も理解してもらいやすいかなと思います。
小さい子は、左手は2の指だよと言うと4の指を出してしまう(ニュアンスわかります?汗)
という現象が起きる場合があります。(右の1の指と左の5の指が同じ音とわかれば
大丈夫ですが)
③ヘ音記号とト音記号の大譜表ですが、中央のドから反進行に展開していくポジション。
(ピアノランド、オルガンピアノの本、ラーニングトゥプレイなど)
右手はドレミファソ、左はドシラソファという風にです。
こちらは、譜面に書かれた音符も、ヘ音記号の音符が、ト音記号の音符を反転させたような形で
運指の上でも両手の同じ指にくる音の形が似ているので覚えやすいかなと思います。
(レとシ、ミとラ、ファとソなど、音符の形が似てますよね)
ただ、調性感を身につけるアプローチが難しい
それぞれに一長一短あります
指導者はよく踏まえたうえで、足りない内容を補足する必要がありますが…。
選択肢がたくさんあるだけに指導者の悩みどころでもあります!
音の森アカデミーでは③のミドルCポジションと②右手・左手同ポジションの教材でレッスンをおこなっています。
①の弱点は高い音域のため、たくさんの加線音から始まり覚えにくいと思います。
どうか導入期が楽しい時間でありますように。
音の森アカデミーに
火曜日午後一時~三時はあすみが丘プラザ音楽室へ コーラスを楽しんで!
ビアノ体験レッスン 受け付けております
お申し込み お電話080-3415-0410
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