ピアノ先生ブログ
大切なフレーズ練習法 千葉市緑区ピアノ教室音の森アカデミーのぶこせんせのコラム
少し重い空気に包まれたあすみが丘
今夜から明日にかけて雨かなぁ
7月になりましたが、梅雨明けまでもうしばらくかかりそう。
この湿気のおかげで、日本人女性は他国の女性よりも小じわが少ないのでは。
音の森アカデミーの生徒さん
ソナチネを数人が弾いている
かなりスラーが書かれている。
フレーズで練習すること
今日のコラムは
いかにフレーズ練習が大切であるか
野球やサッカーの選手達の練習を考えてみましょう。彼らはずっと試合形式の練習を行っているわけではありません。実際の試合で起こる様々な場面を設定してそれを何度も練習します。
たとえば、野球のショートとセカンドの選手はショートゴロをダブルプレーにする練習をくり返し行います。
サッカーの選手達もコーナーキックやフリーキックの時の対処の仕方をくり返し練習します。
ピアノでも同じように、ただ全体を弾くだけでなく、難しいところや大事なところを何度も繰り返し練習すること、つまり部分練習が必要です。
そういう部分練習をしない人は、いつまでたっても同じところを同じように間違えて、上手に弾けるようにはなりません。
どの部分を練習するか
では具体的にどういうところを部分練習するべきでしょうか。
まず、自分がよく間違えるところです。
弾いていてうまくいかないところや、必ず間違えるところを練習します。
次に、先生から注意されたところです
レッスンの時に先生が注意してしるしをつけたところをよく練習します。
先生がレッスンでしるしをつけるところは、よく間違える部分やその曲の中で大切な部分です。あなたが教わっている先生も大事なところを必ず注意して、そこにしるしを付けたり、楽譜に書き込んだりしているはずです。
そうした先生の注意を無視して練習しないなら、上手に弾けるようになることを期待することはできません。
どのように練習するか
それではどのように練習するべきでしょうか。
まず、自分が間違えるところや先生が付けたしるしのある小節を練習します。
それが上手にできるようになるまで、何度も繰り返して練習します。
両手で弾くことが難しければ、片手ずつ練習することも大切です。
また、その小節だけを弾いたときにはうまくできても、曲の流れにそって弾いた時はうまくいかないと言うことがあります。
それで次の練習として、その小節の少し前の区切りのいいところから弾き初めて、その小節を含むフレーズを何度も繰り返して弾きます。
フレーズとは、曲のメロディーの流れの中で区切りのいい数小節のことです。
文章で言うと、「、」や「。」で区切られるところになります。そのフレーズを繰り返し練習することによって、曲の流れに乗って弾けるようになります。それから、今度は全体練習をします。
一日ですまそうと考えないこと
2~3回練習してすぐ弾けるようになるのであれば、誰も音楽教室でピアノを習う必要などありません。
失敗を繰り返しながら何度も練習をし続けることが大切です。
初めのうちは簡単な曲なのですぐ弾けるようになるかもしれませんが、だんだんと曲は長くなっていきますので、そう簡単には弾けなくなります。
ですから、曲が長くなってきたら、一日でできるようにしようと考えないことです。
何日もかけて少しずつできるように計画していきましょう。
一日や二日まとめて練習したところで、それには何の意味もありません。
毎日練習して自分を訓練し続けることに意味ピアノが上手に弾けるようになると言うことは、それだけ自分を訓練してきたえたと言うことなのです。
ただ練習をしたかどうかではなく、自分をきたえたかどうかが大切なのです。
ピアノを弾くことの本当のおもしろさは、一生懸命自分をきたえた人にしかわからないものです。
これから自分のレッスンをふり返ってみて下さい。
もし、何度も同じところを注意されていたり、同じところを同じように間違え続けているなら、それは、自分のきたえ方が足りない証拠です。
そういう人は、ぜひ十分な部分練習をするように計画を立てることをお勧めします。
音の森アカデミー
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効果的な反復練習
朝からカラッと乾いた空気のあすみが丘
快晴の朝
日中は暑くなりそうです
午後1から大椎中学校で進路説明会の日
千葉県もそろそろ高校入試を変えようとお考えの様です。
神奈川・埼玉は既に改革済み
前期・後期入試を貫いている首都圏では最後の県
2015年入試には間に合いませんが…。
もうすぐ変わるそうです。
とは言っても、毎度犠牲者は中学生の子供たち
大人のつくったルールで一憂一気させられるのですから。
本日のコラムはいかに反復練習が大事であるか
ピアノ練習に関わらず反復練習って大事なことでしょ❗️
練習が毎日ではなく、1~2日おき、1週間のうち週末だけという場合には、練習によって形成される運動の神経回路が太くなりにくいので上達するのが遅く、あまり変化が見られない状態が長く続きます。それまでの経験の長さやどの程度の実力があるかにもよっても違いがありますが。
数ヶ月から数年のブランクができてしまった場合には、練習の神経回路が不使用となるため回路は遮断されたしまったことになります。理論的には運動システムの不使用の結果、回路が働かなくなり身体の反応が鈍くなり手や指などの動きが悪くなるということになります。
学習したことをやらなくなってしまったり、繰り返す量があまりに少ないとなかなか運動効果をあげることができないのですが、運動機能は運動量を増やしてあげさえすれば手の器用さは発達し上達をのぞめます。ただ上達度を高め維持するためには、ある一定の運動量を保ち絶えず増やしていくことが大切です。これは、楽器演奏者に関わらずスポーツ選手や舞踏家などにもつうじる原則であり、楽器を演奏する人にとって手の器用さも例外ではありません。
相動性運動単位と緊張性運動単位について簡単にまとめると、次のような特徴があります。
相動性運動単位は、太い神経に支配されており筋の収縮のスピードは速く、発生する張力が大きい
(特徴:筋肉が疲労しやすい)
緊張性運動単位は、細い神経に支配されており筋の収縮スピードは遅く、発生する張力は小さい
(特徴:筋肉は疲労しにくく、持久力がある)
ピアノをはじめたばかりの人は、演奏のための運動の神経回路が太く形成されていないため筋肉がよく働いてくれません。筋肉がよく働くようになると、相動性運動単位の張力は大きくなり、緊張性運動単位は持久力が増すので、その結果長時間の演奏でも大きな音を出すことができるようになるのです。
演奏に自信がなかったり、大きな音を出すことを恐れていたり、汚い音を出してはいけないと強く教え込まれている人は、フォルテで弾くことを必要以上に抵抗を感じてしまい、曲の最初から最後までをほとんどメゾ・フォルテくらいの強さで強弱の差をあまりつけずに弾く傾向があります。そういう人は、
緊張性運動単位を主に使っているので、持久力はありますが相動性運動単位が働かせていないために力強い演奏ができません。
2つのうちの運動単位がどのように働くかは、前回も触れましたが順位性原理という法則に基づいています。順位性原理とは、張力の小さい単位からまず働きはじめ、張力の強い大きい単位が動員されて行くということです。つまり、あまり力を使わない時には緊張性運動単位のみが働き、次第に大きな力を必要とした場合に、緊張性運動単位に相動性運動単位が動員され、共に働くというしくみになっています。
ピアノを長年弾いている人は、運動を継続的に行っているので何もやらない人に比べると筋肉が肥大しています。それは、相動性運動単位の直径が太くなるからです。(緊張性運動単位に変化はありません。)ピアノ演奏という特有の運動パターンによって、普段の身体の動きとは違う環境に適応するために起こった変化であり、生化学的にも生理学的にも性質が変わったと言えます。
筋肉が肥大化するということは、より相動的になるので瞬間的なエネルギーを生み出す力が増し、相動的な運動がよりやりやすくなるということです。他方、緊張性運動単位は、使用するとより緊張的になるという変化が起こり、筋の持久収縮をする能力は高まりますが、肥大化することはありません。
短距離ランナーと長距離ランナーの体型をイメージしていただければご理解いただけるでしょうか。
訓練で変化するのは、もちろん筋肉だけではなく神経系統についても同様に変化が起こります。例えば、引っ越しの業者さんは重たい荷物を運ばなければいけないので使われる運動単位は、相動性運動単位の頻度が高く、緊張性運動単位は少ないわけです。このような仕事を長く続けている人は、エネルギーを効率的に使おうと筋肉も神経もより効果的に働くように持続的な運動へ身体が適応していきます。
器用に手が動くようになるには、緊張性運動単位ばかりを使うだけでは不十分で、相動性運動単位をバランスよく動員させていかなければなりません。小さな音から次第に大きな音も出せるようにこの2つの運動単位をバランスよく使えるようにすることが大切です。器用さには、どちらの運動単位も働かせる必要があります。
ではどのくらい、どのような訓練をすれば手が器用に動くようになるのでしょうか。一般論としては、訓練の質と時間に比例して手が正確に動くようになったり、動かせるスピードが増すのですが、何をどの程度できるようになることが器用な手なのか、器用さの最上級とはどのような状態を言うのかは、そのような研究結果は少なくとも私は知らないので簡単に言うことはできません。
ただ効果的な訓練の方法として、1度に行う練習の量と時間の使い方によって学習効果のスピードが違うということがわかっていますので、他の分野ではありますが研究結果がありますのでご紹介します。スイミングスクールに通っているAさんとBさんを例に挙げてみましょう。
Aさん:スイミングスクールへ週2回、1回60分の練習
Bさん:スイミングスクールへ週3回、1回30分の練習
この2人の練習効果は、どちらの方があると思いますか?Aさんの方が、一度に60分の練習をしているわけですからBさんに比べて2倍の練習量があります。Bさんは、Aさんが週に2回のところ3回通っているわけですから、1度にする練習の時間は半分しかありませんが回数が多いことになります。どちらが上達のスピードが速くより効果的な練習を行っているかというと、答えはBさんの方です。
Bさんは、1度の練習量は少ないですが、時間をおいて少しずつ練習を繰り返すことでAさんよりも上達のスピードが速かったわけです。
この結果をピアノに当てはめて考えてみると、1日の中で一度に何時間も練習するよりも細かい時間を有効に使うほうが効率がよい、ということにならないでしょうか。全身の筋肉を使う水泳とピアノ演奏の関連性がどこにあるのかという疑問を持たれるかもしれませんが、筋肉を協調して使うという点においては非常に関連は深いと言えます。また、手を使う作業の実験結果などのデータからは、やはり同じように、連続して何度も繰り返し同じ作業を長い時間行うよりも、回数は少なく短い時間で適度な時間を空けて行うほうが作業効率がよく技能も身につくという結果があるそうです。
このようなデータから考えると、一度にまとめて数時間のまとまった時間の中で、いろいろな種類の練習をするよりも、休憩を取りながらあまり長くない時間でひとつの練習課題を少しずつ繰り返した方がよいと言えないでしょうか。
私の教室では受講して下さっている方に、細切れの時間を使って練習して下さいと言っています。お勤めの方であれば、仕事に行く前の朝の10~15分、帰宅してから20~30分、学生さんの場合は、朝の10~15分、帰宅後の30分、夕飯後の30分などの細かい時間を上手く利用して、一度ピアノの前に座ったら1つのことだけを練習するようにアドヴァイスをしています。脳の記憶との関係もありますので記憶のメカニズムについてはまた改めてご紹介することに致します。
ピアノ練習の運動効果をあげるために、次のようにまとめてみます。
継続的に、適度に時間を空けて少しずつの練習を繰り返す・・1日15~30分の練習を数回行う
(複雑な運動パターンの場合は分解して、その1つずつのパターンを繰り返し行う)
他人の演奏を聴いて深く感動し意欲にわいている時などモチベーションが高く保たれている時には
集中力が持続している間、練習を行う
練習と練習の間は、1日空けない間隔(*学習効果が下がらない間隔)で休む
手を使うことでその運動効果は上がり、筋肉や神経も次第に適応し変化が起こります。練習の質と量に応じて運動学習され、手が器用に動くようになっていきます。このような練習が行われると、効果的で上達のスピードも速くそれを実感できるため良い精神的作用も働きます。
練習がつまらない、苦しいという人は、効果的で質のよい練習がなされていないのかもしれません。練習が楽しくなるには、運動効果を感じられることが大切です。ピアノの上達は、どのような練習を行うかにかかっています。
練習の効果を感じられれば、楽しくなりますし、モチベーションが下がることもありません。ピアノは継続することがとても重要ですから、練習という運動を長く続けられるよう、積極的に取り組めるよう、自宅での練習のやり方を充分に検討する必要があるでしょう。
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銀座闊歩 千葉市緑区ピアノ教室音の森アカデミーのぶこせんせのコラム
7月初日
曇りときどき晴れのあすみが丘上空
雑事をサッサとすませて東京行きの電車に飛び乗って目指すは丸の内
丸の内の空気を吸いに
丸の内の街並みはNYマンハッタンやカナダ・バンクーバーのダウンタウンやオーストラリア・シドニーのダウンタウンと引けを取らないぐらい素敵❗️
丸の内を闊歩してcafeでコーヒーブレイク コーヒーの表面にはハート❤️が描かれています! しあわせ~
雑然としている頭の中を整理してdo it
メモの作成
スッキリした頭で銀座まで闊歩
YAMAHA銀座店で目的のピアノ楽譜を買いました。
いつ行っても楽譜が充実しているのでたいていの用事を済ませることができます
お腹も空いたことだし。
今日は三越銀座店11階あんず に決めました。
私の胃袋と相談
あんずは和風カツ屋さん
サラダや切り干し大根がおかわり自由
その上、カツがとても美味しい
お値段も手頃な二千円以内
今日は平日限定20食 ランチを頂きました
私が大好きな和風惣菜が品数多くあります
もくもくゴックン
しっかり食べて元気が湧いてきました!
嬉しい楽しい美味しい銀座
また時々お邪魔します
音の森アカデミー
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松下耕さんの合唱曲 千葉市緑区ピアノ教室のぶこせんせのコラム
涼しい朝が一日持続したあすみが丘
6月は今日でおしまい
2014年が半年終わりました。
はやいっ❗️
6月からレッスンを始めたサーちゃん&ナーちゃん姉妹
ひと月でピアノを弾くことにだいぶ慣れて素敵な音が出てくるようになりました。
ピアノのお勉強は順調に進んでいます
個人レッスンではお一人お一人の弾き方の特徴を細かくアドバイスができます。
ひとりひとりの体つきが違う様に手や指の筋肉のつき方も違います。
いかに身体全体を使って音を奏でるか。
ペダルの踏み方も細かくアドバイスがあります。
ピアノを弾くことも結構奥が深い。
中学生の生徒さんが合唱コンクール伴奏楽譜を持ってレッスンに。
松下耕さん作曲『明日に渡れ』
ビートの利いたとてもカッコ良い音楽
若い彼らに贈るエール
伴奏が雑に聴こえない工夫が必要です!
かなり弾いてきたユーちゃんにアドバイス
アクセント記号の音は大事に弾くこと。
音の輪郭を考えて、和音の弾き方を工夫。
調が変わったところの音色の工夫。
これからユーちゃんと一緒に曲創りに取り組んで秋には素敵な伴奏を弾いてほしいと願っております。
音の森アカデミー
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火曜日 コーラス練習日
あすみが丘プラザ 音楽室 13時~15時
お腹の底から声をだします!
日曜レッスン 千葉市緑区ピアノ教室音の森アカデミーのぶこせんせのコラム
あすみが丘の朝は霧雨
久しぶりに娘と焼きたてのパンを買いにパン屋さんへ 『リヨン』
今朝は早すぎたのかパンの耳がまだ置いていません
私はパンの耳が大好き
フライパンにバターを溶かしてパンの耳をカリカリに炒めます
今日は残念
午前中は振替レッスンの生徒さんと体験レッスンの予約が入ってます
体験レッスンに来てくれた小学一年生の女の子
とってもしっかりしていて一年生には思えません。
大手の音楽教室のグループレッスンに通っていてそろそろ個人レッスンにしてみようかと思案中だそうで。
教材の楽譜を持ってきて頂きました。
弾く楽譜は一冊
宿題の曲は4小節
ピアノを年長さんで始めて二年目になる女の子は少し物足りない感じだそうです。
確かに私もそう感じますね。
お母様が感じられるグループレッスンの難点。
個人レッスンでは解決することだと思います。
しっかりピアノの音を奏でて、お指の形もできています。
もっと多くの曲を弾くことで上達されることでしょう。
ご家族でご検討されるそうです。
楽しみにお待ちいたしております
午後は昨日に引き続き中学生の合唱コンクール伴奏オーディションの為のレッスン
来週にオーディションを控えて必死の練習
難所もありますが、だいぶ形になってきました。
この調子で毎日欠かさずピアノを弾くこと
自然と指が動くようになります。
乗りかかった船
しっかり伴奏者の切符をGETしまひょ
実り豊かな秋になりますように❗️
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