指の形 千葉市緑区ピアノ教室のぶこせんせのコラム
数日ぶりの雨のあすみが丘
シャワーを浴びた植物たちは生き生きと輝いている
ことに紫陽花は雨がよく似合う
この春からピアノを習い始めたヒヨコちゃんは少しずつピアノを弾くことに慣れてきました。
ヒヨコちゃんの最初の壁は指の形
親指の付け根が窪んでしまう
指の第一関節が突っ張ってしまう
など…。
なかなかレッスンで言われる通りの指の形にはならないものです。
理想の形になるまでには、親御さんに少しサポートしてほしいです❗️
サポートの方法をご伝授
○力が入ってしまい、ガチガチになり、使っていない指が伸びてしまう
まず2の指(人さし指)でどれかの音を押えてみてください。親指や小指がピーンと伸びていませんか?
手の形は、軟らかいテニスボールかなにかを軽~く握っているような感じにします。ですから、使わない指もいつも内側を向いていなければばりません。
これは1回や2回では直りません。ピアノを弾く度に注意して、最初は指を中に折り込むくらいの気持ちで弾いて構いません。いつも気をつけていれば、そのうち意識しなくても丸くなります。
○第1関節がへこむ
これは、特に2~5の指に関することです。指の腹で弾いてしまっていませんか? だとすると第1関節がグニャリとへこんでいるでしょう。
これではスッキリした音が出ませんし、16分音符などの速弾きがきれいにできません。
さきほどの『ボールを握る』ということを思い出してください。ボールを握るとき、すべての関節が外側に出ていますよね。それと同じです。ピアノを弾くときも、第1関節がへこまないようにし、指先(爪が当たらない程度)で弾くようにしましょう。
○指の付け根の関節がへこむ
これは特に親指に関することです。もしかすると一番やっかいかもしれません。
親指で弾いたときに、第1関節は出ているのに、付け根の関節だけへこんで、グニャリとした形になっていませんか?
これを直すには、かなり時間がかかると思ってください。
まずはもう片方の手の人さし指で、親指の付け根の関節を押し上げてやります(引っ張ると言った方が正しいかも…)。そのままの状態でしばらく弾いてみてください。
いつもこの訓練を少しの時間やっていけば、そのうち感覚がつかめると思います。
もちろん2~5の指の付け根の関節も同じです。ここがへこむと手が完全につぶれてしまいます。
あくまでもすべての関節を出すつもりで弾いてください
いかがでしょう。
じっさい、レッスンのときにひとりひとりに合ったアドバイスをお伝えします。
指や手に触れながら指先の使い方を細かくみていきます。
美しい音色を出すための弾き方があります
音の森アカデミー
体験レッスンを受け付けています
お申し込み お電話080-3415-0410 又は
音の森アカデミーホームページから受付