徳を積むこと のぶこせんせのコラム 千葉市緑区ピアノ教室
土曜日の朝。
駅のロータリはウィークデイと違って閑散。
四月から私立学校に通い始めた息子は土曜日も授業があるため普段通りに出かけました。
公立との違いをとても感じます。
例えば、土曜日の四時間授業の積み重ねは中学校三年間の時間で換算すると大きく違ってきます。
私立は先取り教育をしている上に土曜日も授業をしているのでは、公立で学んだ者は到底間に合いそうにない。
これが事実!
以前は公立も土曜日の午前中、授業をしていました。
私が小学生の頃は確実に土曜日には学校に行っていました。
尚且つ、午後は友人達と先生の自宅に遊びに行った記憶があります。
夏休みはクラスでキャンプに行った思い出もあるので、子供達とはだいぶ違うことを経験してきました。
いつの頃からか、人間関係が希薄になってきている気がしてならないです
子供達の学校の先生方は、年賀状をくださいますがここまでのお付き合い。
私の父は申しておりました。
「同じ釜の飯を食う事は大事な事だぞ!」
私は今でも中学生時代の担任の先生と年賀状のやり取りがあり、大学生の時には先生のお家に泊まりにも行きました。
きっと子供達は、この様な人間関係を築くことは難しいのではないでしょうか。
前回のブログでは、しなやかに生きるにはを書きました。
もう少し書き足したいと思います。
安岡正篤氏の言葉に「人間たることにおいて、何が最も大切であるか。これを無くしたら人間でなくなる、というものは何か。これはやっぱり徳だ。徳性だ」
謙虚さや公平さをはじめ、好奇心や創造性なども人間の徳性と定義される。
こうした徳性の多様性は人間の強みが一次元的にではなく多次元的に発揮されることを意味しているのです。
徳性とは、道徳をわきまえた正しい品性。道徳心。
要するに、折れない心を養うためには道徳心を持つことなのだということ。
良い行いは人を強くしますね!
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