子は親の思うようには育たぬもの のぶこせんせのコラム
今夜も汐留タワーから
こんばんは!
とびきり良いお天気の入試日でした
子供を校門まで送ったら試験が終わるまで
落ち着かないので近くの公園を散策することにしました。
ひとりで時間を過ごすのはもったいない。
都内在住のむかしのお仕事仲間と久しぶりに会いました。
今はプロのオペラの舞台でオペラ合唱で活躍していて、お忙しい中時間をつくってくださって感謝です!
一緒に公園を散策しながらつもる話をぺちゃくちゃ
オペラの舞台裏の話しやこれから出演予定の、佐渡裕さん指揮の椿姫の西宮公演
・10回公演の話など、とても興味深いお話しを聞かせていただきました。
どんなにオペラの舞台が体力が要るか、いつまで歌えるのか不安もあるそうです。
だんだん声が出なくなりつつあるとか。
そのためにインナーマッスルを鍛えることが大切であるそうです。
声をだすのも筋肉・ピアノを弾くのも筋肉
歩くのも走るのも筋肉
仕事仲間は、一流商社で働くバリバリの
商社マンでした。
高校は都立の有名進学校、大学は◯◯義塾大学政治経済学部を卒業
なんとも華やかな学歴
ですが、高校からはまった合唱で藝大進学を希望したものの親の反対で挫折。
ずっと音楽の道に憧れながらの商社マン生活でした。
商社マン時代には30カ国を訪れたそうで
、観光にはお勧め出来ない国も渡航。
あるプロの専属オペラ合唱のオーディションに合格したのをきっかけに意を決して、
一流商社を退社。
親御さんはかなりショックを受けられたということを聞いていましたが、一度も舞台を観ることなく他界されたそうです。
今日はしみじみ、「子供は親の思うようには育たないものですよね」と。
たしかに、そうなんです。
本人に志しがあることが一番です!
子供を認めてあげることだと思うのです。
午後から音楽ホールでの仕事のため、午前中の数時間の再会でしたが、だいぶ芸術家らしい風貌になっていました。
生きていくことの厳しさを背負いながら、大好きなオペラを仕事としている知人。
身体との勝負もあるでしょうが、悔いのない人生をと願います