絶対音感とピアノ上達法 楽しく学ぶピアノ教室音の森アカデミーのぶこせんせのコラム

2014-09-12

今朝はあすみが丘の公園や公共施設一帯を造園業車が消毒していました

デング熱の影響でしょうか。

今朝は消毒車を避けてルートを変えてお散歩です

久しぶりに暑い一日でしたね

本日のコラムは絶対音感とピアノ上達法について

絶対音感とは、何の補助もなく、聴こえてくるすべての『音』の音名が判る能力のことです。

また、楽器の音名を言い当てるだけでなく、生活音、例えば「コップをたたいた音」を聴いて、その音名を言い当てる事ができたり、救急車のサイレンの音を聴いて、「ピーポーピーポー」と聴こえるのと同時に、「ドレミ」の「シーソーシーソー」などと、聴こえてくる能力のことです。

絶対音感があると、一度聴いた音楽を、楽譜を見なくてもすぐに楽器でひく事ができ、楽譜を見ただけで、楽器に頼ることなく、正しい音高の音が頭に浮かび歌うことができます。

「絶対音感は誰でも習得できるものでしょうか。」

「絶対音感は生まれつきの才能だとする説もありますが、幼少時に特別な練習をすれば身につく才能だとも言われています。 

また、特別な練習をしなくても、正しく調律されたピアノなどの楽器の練習や音当てゲームなどを繰り返し行うことで、自然と身に付く場合もあります

ピアノ上達法

理想としては、毎日、練習をすることが望ましいのですが、最近は、習い事や塾通いも多く、毎日の練習が難しいお子さんも多いと思います。

しかしながら、5分でも10分でもかまいませんので、毎日、ピアノに触っていただければと思います。とにかく、できるだけ多くピアノに触れることが上達のポイントなのです。

しかも、弾かされるのではなく、自分から弾きたいと思って、楽しんで練習することが大切です。楽しく練習すると練習の成果も上がりますから。

どのようにしたら、楽しんで練習することができるのかというところなのですが、やはり、上達が実感できてくると、練習も楽しくなってくるのでしょうね。そのためには毎日の練習ということへつながります

練習も、ただ練習するだけではなく、目的を持って練習することが大切です。今日は、ここのスタッカートが上手に弾けるように・・・とか、今週は、ココまで間違えないように弾く・・・など、自分で目標を設定するのです。小さなお子さんの場合は先生やお母さまがお子さんと一緒に目標を設定していただければと思います。

そして、親の協力も必要です。例えば、小さなお子さんが練習する時は、TVを消すとか、兄弟は勉強の時間に当てるなどして、ピアノの練習ができる環境を作っていただきたいと思います。

『○○ちゃん、上手になったね。もっと聴かせて!』と、親もピアノのおけいこに興味を持って、子どもが意欲的に取り組めるように言葉かけをして頂ければと思います。

ピアノのレッスンを長く続けていくためには、先生と生徒、ご家庭が同じ方向を向いて進んでいくことが大切です。子どもは1人1人家庭環境も違えば、性格も違います。それぞれの子どもに合った指導をするためにも、先生と生徒、先生と親がコミュニケーションをよくとることが大切です。

いろいろな事情からピアノ教室を止めなければならないお子さんもいらっしゃるでしょうが、ピアノを習ったことがよき思い出となるようにと願っています。そうすれば、人生の中でいつの日か、またピアノを弾きたいと思うことがあるでしょう。

上手下手にこだわらず、心が癒されるピアノ、心が豊かになれるピアノ、そんなピアノを弾くことができるようになって欲しいといつも願っています。そしてピアノに限らず、いろんな楽器にも触れ音楽を好きになってもらいたいと思います。

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