ピアノ練習方法2 千葉市緑区ピアノ教室のぶこせんせのコラム

2014-05-29

急に夏日を思わせる蒸し暑さです

こんなときは体調が不安定になりやすいので無理せず過ごしましょうね

午後3時からのレッスンはさすがに室内は蒸し暑く冷房を入れてのレッスンです

小学三年生のさくらちゃんはそろそろメトロノームが必要な時期です!

今日のレッスンでは速度のお勉強

♩=96 どれくらいの速さでしょうか

ゆっくり歩くぐらい

メトロノームに合わせて弾いてみました

なるほど❗️

さくらちゃんは数回弾いてこのテンポで曲をしあげました

さくらちゃんのお母さまとメトロノームを準備する打ち合わせをしました。

本日はメトロノームのお話し

メトロノームは決められた速さで「カチッ、カチッ」とリズムをきざむ機械です。

こんな機械はあってもなくてもどうでも良いように思えるかもしれませんが、このメトロノームは音楽の練習には欠かせない、とても重要な機械なのです。

どのように使うか

音楽を演奏するときに、どのくらいの速さで弾くかを考えるのは大切なことです。

それぞれの曲には、その曲にふさわしい「速さ」があります。

ピアノを習い始めて少したつと、楽譜の上の方にイタリア語で“Moderato”(モデラート=中ぐらいの速さで)とか“Allegro”(アレグロ=速く)という言葉が書かれるようになります。

これは、その曲の速さを表している言葉

でも、一口に中ぐらいの速さとか、速く弾くとか言われても、人によってその速さの感じ方は変わります。

メトロノームはその速さの基準を示してくれる機械

メトロノームの速さを決める目盛りにはモデラートやアレグロなどの楽語が書かれています。

その曲に書かれている速さとメトロノームの目盛りを合わせます。それからメトロノームを動かして、その音に合わせてピアノを弾きます。

まずはゆっくりしたテンポに合わせて練習

そして、弾けるようになったら目盛りを一つずつあげて、それを続けて最後に目標の速さに着くまで練習を積み重ねていきます。

なぜメトロノームを使うのか

 人間は機械ではありません。

ですから、ピアノを弾いていても自分では気づかないうちに速くなったり遅くなったりしています。

でも、それでは聞いている人が落ち着かないのです。

強く弾いたり弱く弾いたりするのを自分でコントロールするのと同じように、速く弾いたり遅く弾いたりすることもコントロールできなくてはなりません。

そのためにメトロノームを使って一定の速さで弾く練習をするのです。

これは音楽を練習する人全員が必要な練習

速さを意識せずに練習している人にはテンポ感が育ちません。

テンポ感とは「曲の速さを感じ取り、それをコントロールする感覚」のこと。

テンポ感のない人はつねに行き当たりばったりの演奏になりがち

曲を速くも遅くも演奏できないのです

例えるなら、アクセルの踏み方もブレーキのかけ方も知らない人が車を運転するようなもの

テンポ感を育てるために、メトロノームを使った練習はとても効果的

いつ頃から使うべきか

自分で音符が読めるようになり、音符の長さを理解して拍を数えて弾けるようになったなら、もうメトロノームを使えます。

少なくとも、楽譜に速度を表すAllegro”“Moderato”などの楽語や、メトロノームの速度を表す数字が出てくるようになったら必要です。

また、キーボードや電子ピアノにはリズムを鳴らせる機能が付いている場合もあるので、それで代用することも可能です。

ただし、お子さんが小さいうちは、メトロノームの目盛りを設定してあげるのはお母さん方の役割となるでしょう。

 メトロノームはとても役立つ、便利な機械です。どうかそれを有効に使って自分の(お子さんの)練習に役立てて下さい。

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