ピアノ練習方法ポイント1 千葉市緑区ピアノ教室のぶこせんせのコラム
少し蒸し暑さが増してきました
少しでも爽やかな気分で過ごしたいです!
ピアノの生徒さんは女の子・男の子、それぞれレッスン中の言葉に違いがあります。
比較的女の子はポジティブ志向
男の子はというと…、ナイーブな面がちらほら
今日はアンポジティブ的にならないための練習の仕方をお伝えしましょう
ピアノの特徴として、教わったから上手になると言うものではありません。
理由は、教わったことを身につけなければならないから
そのためにはどうしても練習が必要です!
ですが、練習は一見単調な訓練も含まれるため、決して面白いと言うほどのことではありません。
そして、辛抱強さや根気が求められます。
小さな子供に対して、そのように面倒くさいことを自主的に行うよう期待するのは難しいでしょう。そこで、お母さん・お父さんの出番です。
例えば、プロ野球の球団には必ず監督とコーチがいます。コーチは監督の指示に従い選手達を練習させ、どの選手がどういう状態にあるかを監督に報告したり、個々の選手にアドバイスをしたりします。
ピアノの先生は週に一回生徒に会って、どういう練習をすれば良いかアドバイスを与えます。すなわち監督と同じ役割です
ここで重要なのはそのアドバイスをどの程度生徒が把握できるかと言うこと
どれだけわかりやすく教えたとしても、小さな子供の記憶力や理解力には限界があります。
最も大切なことは次のレッスンまでどういう練習をするかということ
そこで、コーチとして練習を見守るお母さん・お父さんが必要なのです。
ではどのように子供達の練習をコーチできるでしょうか。
一つは根気よく励ましながら一緒に練習する方法。
二つ目はスパルタ式で強制的に厳しく練習させる方法。
私としては一つ目の方法をおすすめします
「家族で一緒に楽しむ」というスタンスでピアノを習う方がずっと楽しいと思います。
☝️コーチの役目として
客観的なアドバイスを与えるのもコーチの大切な役割
例えば、指の形や姿勢が崩れていたり、音を間違えていることに気づいていなかったり、指使いを間違えていたり、やみくもに速いテンポで弾いていたり。
そういうときにコーチから注意を受けるなら、レッスンに行く前にその部分を修正することができるかもしれません。
小さいうちは自分では気づかないことがたくさんあります。ですから、基礎的な部分の誤りを誰かにアドバイスしてもらうことが必要です
生まれながらにピアノを弾ける人は一人もいません。できなくて当たり前なのです。
曲がりなりにもピアノを弾けるようになったとすれば、それは努力が実っている証拠なのです。
ですから、うまくいったら大いにほめ、うまくいかないときは大いに励ましてください。
そして、お子さんが自発的に練習できるようになるまで決して焦らずに長い目で練習をサポートしてあげてください。
お子さんが「わからない」と言う時
練習の時に、お子さんが「わからない」と言うことがあるでしょうか。このお子さんが言う「わからない」には次のような意味があると考えられます。
1.自分で考えるのが面倒なので変わりに答えを出して欲しい。
2.別のことをしたいのでやる気がない。
3.とにかく、自分をかまって欲しい。
4.よく考えたけど本当にわからない。
お子さんの性格やその場の状況によってどういう意味の「わからない」なのかを判断しなければなりませんが、決してそれを無視しないで下さい。
また、直接的な答えをいきなり与えるのも好ましくないので、できればヒントをたくさん与えて自分で気づくようにし向けることです。
そうするなら、記憶が確かなものになりお子さんの発達段階における「教師期待効果」を生み出すことになります。
「教師期待効果」というのは、心理学的な現象ですが、親や教師が子供の正しい答えを期待して辛抱強く待つなら子供の成績が上昇するというものです。
期待感が無ければ、それは「無視」や「答えを待たない」と言う態度に現れ、子供はそれを敏感に感じ取るそうです。
お子さんの未来を大いに期待し、辛抱強く答えを導いて下さい。
「この子はきっとできる」と思うことが大切ですね!
でも、ご両親もわからないときは、「レッスンの時に先生に聴きましょう。」と言って下さい。
そして、次のレッスンに繋いでいただきたいと思います
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