幼児期の導入期 ご家族で音遊びを のぶこせんせのコラム
春からのピアノレッスンをお考えの幼稚園児をおもちのお父さま・お母さま お子さまと楽しく音遊びをしましょう♫
幼児期は感覚的なものが非常に発達する時期です。大人にとって多少難しいと思われることでもお子さまは意外にすんなりコツをつかんで感覚的にできてしまうものなんです。
例えば、音楽には長調と短調の24の調があります。はじめはハ長調から始まって調号というフラット♭・シャープ♯が一個のへ長調・ト長調と進んでいきます。ハ長調の曲をへ長調やト長調などの他の調にすることを移調といいます。お子様には[いろいろな調にお引っ越し]と伝えますが。大人にとっては理論的に考えすぎて難しいことに思えますが、お子さまはこのお引っ越しが面白いのです。ホントにウルトラC級だと感心します。
それから、親御さんたちがよく思われること。ピアノが弾けるようになるにはいつ頃から始めたらいいのかなぁ・・・。気になるところですね。
わたしはお子さんがしっかり鉛筆をもって丸や線が書けて、座ってお話しを聞けたりできると大丈夫だと考えています。
ピアノのレッスンをどのように考えていらっしゃるでしょうか。
30分のレッスン時間の間、ずっとピアノの前に座って弾いているでしょうか。
この幼児期は身体をつかってリズムを感じて足踏みしたり手をたたいたり音楽ノートに音符を書いたり、頻繁に動きます。ピアノの前にずっと座っているという事はありません。とてもアクティブな30分なのです。
それでレッスンから帰ったらご家族で一緒にお勉強してきたリズムをたたいたり音符を歌ったりすることでお子さんは飛躍的に音楽を身につけて上達へと導かれます。
お家での練習は欠かせないのがピアノなのですが幼児期は毎日何分という時間よりは何回弾くという回数が良いと思います。そして練習が終わったら必ずお子さまを褒めてさしあげてください。それが長続きする秘訣なのです。
今日から年少のゆーちゃんのレッスンが始まりました。お父さまと訪れたゆーちゃんは初め不安そうでしたがゆーちゃんの楽譜を見てとっても嬉しそうな笑顔になりました。一緒にお勉強していくうちにうちとけて幼稚園でのことをお話ししてくれました。充実した30分のレッスンでした。また来週、ゆーちゃん♫
あすみが丘ピアノ教室 音の森アカデミー