音楽とパーキンソン病との関係 楽しく学ぶピアノ教室音の森アカデミーのぶこせんせのコラム
雨の一日
しとしと降る雨の朝は静かな朝です
千葉市緑区あすみが丘 あけぼの通り
いくぶん車が多く感じます
木曜日の生徒さん
夏休み最後のレッスンはみんな合格を
貰いにしっかり仕上げてきました
生徒さんから、学校の宿題は終わってあとは夏休みを満喫するという報告を伺いました。
どうぞ楽しんでください!
本日のコラムは音楽療法に纏わるお話し
先日、ロビン・ウィリアムズが亡くなり後の報道ではパーキンソン病の初期であったとか。
彼の出演作品〝レナードの朝〟はパーキンソン病を取り上げた作品
世の中にはパーキンソン病と闘っている人々が多数いらっしゃいます。
今のところ不治の病と言われているパーキンソン病
昨今、音楽療法が運動機能を高めるという研究が進んでいるらしい
その一例を上げると
音楽が大好きなパーキンソン病患者が、70年代にイギリスで大ヒットしたロックバンド「(Mud)マッド」の曲『タイガー・フィート』を聴くと、症状が治ることを発見した。
(画像:)
クリスティーン・リーヴさん(73)は、8年前からパーキンソン病を患っている。症状は徐々に進行し、歩行困難になり、完璧に話すことも出来なくなってきていた。
だが最近、クリスティーンさんは驚くべきことを発見した。
1974年に英国ヒットチャートで1位に輝いたマッドの『タイガー・フィート』など、ある特定のマーチング音楽を聴いている時だけ、パーキンソン病の症状が消え、病気を発症する前の状態に戻るのだ。
「音楽がない時は、私は一人のパーキンソン病患者に過ぎません。でも音楽があれば、自動的に病気が治るんです。また自分で体をコントロールすることが出来るようになるんです。」
『タイガー・フィート』を聴くと症状が無くなることを発見したクリスティーンさんは、それから様々なマーチング音楽を試し、特定のビートを聴くと、突然体のコントロールが効くようになることに気が付いた。
「思い通りに体が動かせるのは、音楽が掛かっている時だけです。それも、特定の音楽です。」
この不思議な効果は、病気でふさぎ込みがちだったクリスティーンさんを、再び明るくした。
今のところ、パーキンソン病の治療方法は確立されていないだけに、クリスティーンの出来事は実に驚くべきことだ。
歩くのも困難なはずクリスティーンさんの体が、『タイガー・フィート』のリズムに合わせて動くのを見て、医師も大衝撃を受けた。
関係者は、パーキンソン病と音楽の関係性を突き止めるべく研究を進めている
驚くべきことです!
まさに音楽の力
つぎに日本での医療現場から
音リズムにメロディーを重ね合わせた音楽を毎日聴くだけで、歩行速度(スピード)が上がったり、歩幅が広がるなど、『音楽療法』は歩行障害を改善する傾向が認められました。
「気分が明るくなる」など、精神状態にも改善傾向がみられました!
パーキンソン病患者さんは、病気に対する不安や生活などの悩みから、半数以上の患者さんにうつや不安、睡眠障害などの「精神症状」がみられることが報告されています。しかし『音楽療法』によって、歩行障害のみならず、精神状態にも改善傾向がみられることが明らかになりました。
このように、病の治療に音楽療法を取り入れた研究が進められています。
日常から音楽のある暮らしが健康維持に役立つと思われます。
Let’s enjoy music