美しいと感じる体験の大切さ 千葉市緑区ピアノ教室よりのぶこせんせのコラム
昨夜から降り始めた雨は☔️夕方にようやく止みました。
ホントによく降りました☔️
こんな日は晴耕雨読の雨読日和です!
昨今、日本人の弱体化が言われていますが、子育て中の親としてはいかに子供を強く優しい人間となるように育てるか悩みどころでもあります。
まずは、子育てや教育の過程には「温かさ」が必要だと思います。
周囲の人から頼りにされたり、認められたりする体験を持った子どもは、周囲の人(仲間や大人)の温かな気持ちに触れます。
そしてその温かさは、確かな自立(自律)の歩みを促します。
その反対に、「ダメな子ね」と言われて育てられた子どもは、自己防衛的になり、他者を攻撃したり、周囲の人との関わりが苦手になったりするようです。
ある識者の方からうかがったお話ですが、「絵や音楽などに触れて“美しい”という感情を体験したときに、私たちの脳のある部位が働いている」。
そのとき「同時に“攻撃性”をつかさどる脳の部位は抑制される」のだそうです。
美の感情と攻撃性は、対となって私たちの脳の中で働いている。
私は、この話をとても興味深く伺いました。
音楽を聴いたり、絵やドラマ等に触れて“美しい”と感じる体験を持った子どもは、その瞬間、とても幸せな時間を過ごしているのです。
他者を受容する心(寛容さや協調性等)は「美しい」と感じる心と無関係でないということを教えてくれています。
美しさは、人の心を掴んで離しません。
このように何か自分の熱中できるものを持っている人は幸せです。
熱中している姿は尊い。
その子どもは自信にあふれていて、
ものの違いにもよく気付く。
この自信が、勇気や挑戦の気持ちを育み、優しさの土壌になる、と私は考えています。
つまり、子どもが自立しようとする過程では、子どもが既にそなえている特性(個性)を生かしながら「何か没頭できること」を、親と子、先生と子が一緒になって探すこと、これはとても大事なことです
子ども一人ひとりが自分の持ち味を知り、そしてその持ち味を活かすことは、子どもの伸びやかな成長を促すための重要な鍵になります。
音の森アカデミーで過ごす時間は、音楽と交わる時間です。
音楽の美しさに触れたり、音楽の面白さに気付いたりする時間です。
一人ひとりが音楽に挑戦する気持ちを奮い立たせ、「幸せだな」と感じる瞬間を積み重ねることでもあるのです。
音の森アカデミー
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