William Gillock (ウィリアム・ギロック) の音楽 あすみが丘ピアノ教室のぶこせんせのコラム
白梅・紅梅の花が美しい季節です。 沈丁花の香もしてきます。
この間、鶯の声も聞きました。 もう春は足もとまで訪れています。
ブログを読んでくださっている方から、最近メッセージを頂きます。
とっても嬉しいです!!
同業者のピアノの先生も多いですが様々な職業男性女性の方からもメッセージを頂いています。
ありがとうございます♡♥ この場をおかりして御礼申し上げます!
最近のコンクール・発表会等で小さいお子様の課題曲として度々取り上げられるウィリアム・ギロックの音楽。
モーツァルトやベートーヴェンのような知名度は低いと思います。しかし彼の音楽には不思議な魅力があります。
今日はウィリアム・ギロックについてお話ししたいと思います。
ギロックの音楽はメロディの美しさから「音楽教育界のシューベルト」と称えられています。
彼の作品は高度なテクニックを必要としないものでありながらたいへん豊かな世界を持っており、美しいメロディ・独特のハーモニー・リズムの面白さなど個性的な魅力にあふれています。
また作風も、ロマンティックなもの・クラッシックなもの・ポリフォニックなもの・そしてアメリカの音楽フォークスタイルやジャズスタイルなものと様々なタイプがあり、多くの人に親しみやすさを感じさせるのです。
それらの作品には、ギロック自身が現場の教師であったこと、苦労して音楽を学んだことが作曲上の大きな特色となって表れています。
ウィリアム・ギロックは1917年アメリカ・ミズーリ州生まれ。
ニューオーリンズで20年あまりピアノ教師をしながら子どものための多くのピアノ曲を作曲しました。1993年ダラス近郊で他界しました。
生前のギロックは生徒たちの音楽会に快く出向き、いつも良いところを見つけ出して励ます良い教師であり、その温かい人柄で多くの人たちから愛され尊敬されています。
私も彼の音楽を知ってからというもの、発表会などで必ず選曲します。
なぜなら、子どもたちが弾いていて飽きないのです。音楽が単調でなく発展性に優れ、なお且つ子供でも弾ける音楽だから。
もちろん、スプリングコンサートでも数人のお子さんが演奏します。
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