表現力 千葉市緑区ピアノ教室 のぶこせんせのコラム

2014-01-15

コール・ケセラセラの今年度の練習がスタートしました!

2014年はイタリア語・ドイツ語・日本語の曲、全五曲を選曲しました。アカペラ曲・ピアノ伴奏曲含めています。

ケセラセラは経験豊かな集団なので曲の表現力は口頭の説明で充分事足ります。

しかし、経験値の低いお子さまにいかに表現豊かな演奏を望むか。

ことに発表会や更にコンクールとなると数段違いのレベルで要求されることです。

表現とは自分自身がどのように感じたか・どのように表現したいかが一番重要です。なので、何も感じない人に表現力をつけることは至難の業なのです。

それで、どのように表現したいかという気持ちを持ち合わせている人を一般的に音楽性があるといわれます。この能力は残念ながら指導して付けられるものではなく、幼いころから自己の感性を高める経験を積まなければ簡単には身に付かないのです。

ピアノを習得して表現力を身につけたい場合クラシック音楽をたくさん聴いてクラシック音楽の良さや素晴らしさを知り感性を磨くことが大切です。

では感性を磨くには何が必要でしょうか。次の三つを提示したいと思います。①好奇心を持ち続ける②本物のヒト・モノ・コトに触れる③自分自身が本物を目指す  

感性はそのヒトの意識と行動次第で誰にでも磨くことができます!!

次に、どのように表現したいかですが。

その場合どんな風にイメージするのかを考えます。物語や風景や会話・著名な絵画等。

それらを音で表現するにはそのためのテクニックの習得は必須です。例えば、楽しげな音・うきうきした音・悲しげな音・重たい音・軽やかな音・・・・。

このような音の性格を「音色」といいます。簡単に音の表情。これらを組み合わせて曲のイメージを作り上げていきます。この音色は弾き方を換えることで生まれます。手首の使い方・指先にかける圧力・打鍵の速度・腕の筋肉の使い方・呼吸の仕方・・・・等、コントロールして無数の音色を生み出します。

このように、お子さまが表現力豊かな演奏をするまでには大人がお子さまの自己表現に対して肯定的な家庭環境にしてあげること。また、お子さまが思ったコトを実現したりかなえられる環境をつくることが大切だと考えます。

 ♫音の森アカデミー 大西暢子


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