『ゆらぎ』のある生活で脳疲労を軽減する

2021-03-30

昨今の脳の研究で未知だったことがわかり始めてきました。

現代人はストレスによる疲労感が強いと思います、社会が情報に溢れ複雑になっていることが原因ですが。

脳研究から脳疲労を軽減することが求められています。

そのために、生活に『ゆらぎ』を取り入れることでリラックス効果があることがわかりました。

『ゆらぎ』は自然界の中に存在します。

例えば、森を歩くと木漏れ日が輝きそよ風が体をそっと撫でていきます。

耳を澄ますと川のせせらぎ、鳥の鳴き声が聞こえてきます。

一定の平均値から微妙にずれたある程度の不規則な規則性を持つ現象を

『ゆらぎ』と言います。

または「カオス」という言い方をする場合もあります。

森はもっとも『ゆらぎ』に満ちた空間環境です

それはクラシック音楽の中にも存在します。

例えば、モーツァルトの音楽には3500Hz以上の周波数がたくさんあり、

透明感にあふれる純粋なゆらぎ効果がバランスよく豊富に含まれており、それらが脊髄から脳にかけての神経系を刺激し、 体がリラックスするそうです。

また、音楽を聞くとドーパミンが分泌されます。

ドーパミンが分泌されると、前頭葉を活性化させます。

前頭葉は脳の司令塔でもありますので、脳全体の回路が活発になります。

音楽を聞くだけでも脳に効果はありますが、実際に自分でやってみるのもいいでしょう。

歌ったり演奏したりする能動的音楽療法は難しい楽器でなくても構いません。 

踊ってみたり、カスタネットやタンバリンなどの簡単な楽器を叩くだけでもよいそうです。

脳が活性化し、気持ちが落ち着き、食欲が増え、よく眠れるようになるなどといった効果があり、病気の症状が軽くなったりもします。

音楽には、体だけではなく、心のストレスも軽減される効果があるのですね。

皆さんも、脳の活性化や心の健康の為にピアノを始めてみてはいかがでしょうか。


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